徳島の方より相続税についてご相談
2021年10月01日
Q:相続税について税理士の先生に詳しく教えて頂きたいです。(徳島)
現在、徳島に住んでいる50代主婦です。
先月徳島市内の病院で父が亡くなりました。
父は徳島市内にいくつかの不動産と多少の預貯金を財産として遺したため、おそらく相続税の申告が必要になると思います。
相続は初めてで、相続税についても自分自身で調べてみたのですが、相続税の申告には期限があることを知りました。
私には兄弟姉妹がおらず、母も幼い頃に他界しているため、相続人はおそらく私だけだと思います。
平日は基本的に働いており、一人で相続財産の調査をしなければならないとなると相続税の申告の期限に間に合うか心配です。
そもそも相続税のかかる財産とかからない財産は何なのか等、相続税について詳しく教えていただきたいです。(徳島)
A:相続税には課税対象の財産と非課税対象の財産のものがあります。
この度は徳島相続相談プラザへお問い合わせありがとうございます。
まず初めに、被相続人が亡くなられてから相続税について行う手続きの流れを確認しましょう。
①相続人の調査:相続人の相続関係を客観的に証明するために行います。
②相続財産の調査:遺産分割や財産の相続税申告、名義変更等を進める上で間違いのないように調査を行います。
③相続税申告:遺産総額が基礎控除額※を超える場合に申告します。
基礎控除額※=3000万円+(600万円×法定相続人の数)
④相続財産の名義変更:不動産や預貯金などの名義変更を行います。
上記のような流れで相続税の手続きを行います。
また、相続税には課税される財産と非課税の財産があります。
下記にて、例を挙げたのでご参照ください。
【課税対象の相続財産】
- 土地、家屋、土地に有する権利
- 構築物
- 事業用、農業用財産
- 有価証券、預貯金
- 家庭用財産
- 乗り物
- みなし相続財産
- 相続や遺贈によって財産を取得した人が被相続人の死亡前3年以内に受けた贈与
【非課税の相続財産】
- 墓地・仏壇・仏具等
- 国や地方公共団体、特定の公益法人に寄附した財産
- 心身障害者共済制度に基づいて支給される給付金を受ける権利
- 生命保険金(※相続人が受け取った生命保険金のうち「500万円×法定相続人数」まで非課税)
- 死亡退職金の一部(※相続人が受け取った退職金のうち「500万円×法定相続人数」まで非課税)
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徳島の皆様のそれぞれのご状況を伺った上で親身に対応させていただきます。
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