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相続不動産に
ついて学ぶ

ひとざい不動産株式会社あいさつ

当プラザで相続相談をされたお客様にとって、それぞれに最適な相続不動産サポートを、他の専門家メンバーと一緒に提供いたします。

有効に活用されていた不動産が、空き家や未利用の状態になってしまうタイミングとして特に多いのは、相続が発生した時です。 特に地方では、子どもや孫が都会へ出て、相続不動産の利用用途がなくなってしまうことが少なくありません。
多くの方がご心配されていることは、空き家や未利用の状態になった後の維持管理のコストや、台風や大雨、地震等によって他人に迷惑や危害を加えてしまうリスクです。そういった相続不動産の問題に、どのような対処をしていく必要があるのでしょうか。

私たちは、不動産に関する専門性を活かして、お客様が抱えるこういった相続不動産の課題に日々取り組んでおります。さらに、複雑な相続不動産をとりまく実情を踏まえて、相続不動産に関連する各種の専門家(宅地建物取引士、不動産鑑定士、税理士、司法書士、土地家屋調査士、弁護士、行政書士、建築士等)の英知を結集させ、チームで一体となってサポートしていきます。
後悔をしない最適な選択となるよう、お客様の声に耳を傾け、寄り添い、尽力することをお約束いたします。      

誰かにとっては悩みのタネである相続不動産が、私たちのお手伝いを通じて次の誰かにとっての大切な場所となること、ひいてはそれが明るい街づくりとなることを願って。

不動産で、街を受け継ぐ。
ひとざい不動産株式会社

宅地建物取引士 尾崎 弘典

相続不動産をとりまく実情

遺産全体の手続きが必要

相続手続きでは、不動産に限らず、相続財産全体の手続きが必要となってきます。そのため、不動産以外の財産も含めて財産調査をし、目録を作成し、遺産分割協議や相続人間での調整等を行っていくことになります。

また、相続財産の大半が不動産であるケースでは、不動産を取得した相続人が他の相続人に対して代償金を支払うこともあります。その資金をどう確保するのか等、実務上、相続財産全体について様々な配慮をする必要があります。

遺産分割の中で不動産の換金

不動産の状態のまま相続人間で分割することが困難な場合、換価分割(その不動産を売却して、金銭に換えて相続人間で分配する方法)の手続きを行うことがあります。

その際は、相続人全員で売却についての意識(「買主との価格交渉の際どこで折り合いをつけるか」等)を一致させる必要があるほか、不動産の時価等について、情報を共有し、皆が納得することを要します。

司法書士や税理士等の士業との協力

相続登記の申請が義務化され(令和6年4月1日施行)、正当な理由なく相続登記を行わなかった場合、10万円以下の過料が発生することとなりました。また、先代の相続でも相続登記をしていなかったときには、先代と今回の2つの相続手続きを同時に行うケースもあります。

さらに、相続税等の税務手続きが必要な場面では、その納税資金をどう捻出するかや、不動産を含む遺産全体の運用・処分を検討するべきかといった別の問題も同時に発生するため、司法書士や税理士といった士業やその他専門家との協力体制は必須となります

不動産の実勢価格の把握

相続手続きにおいては、財産の中に複数の不動産や金融資産が混在していることがほとんどです。そのため、「相続人間で公平に分割するのに、各種の財産の価値をどう判断すればよいのか」というご質問をよくいただきます。

特に不動産については、固定資産税評価額が実勢価格と乖離している場合もあります。さらに築古の建物がある場合は、現実としては解体するほかなく、費用負担を抱える「負動産」となっていることも。公平で納得の分割をするには、正当な価値を相続人間で共有する必要があります。

現実的な利用可能性や維持

相続人にとってその不動産の利用用途がない場合は、例えば「リフォームして賃貸に出すことができるのか」「いくらで売却できるのか」「保有する場合の維持コストはどのくらいかかるのか」といった、個々の不動産の状況や市場の動向等を把握しておくことが重要です。

また、隣地境界に問題があれば今後のためにその状態を確認しておく、建物が特に老朽化していて周囲に危険を及ぼす可能性があれば早急に建物を解体して更地にしておく等、気を配るべきポイントや対処は数多くあります。

相続不動産への私たちの思い

ある時、お客さまから、実家の売却についてのご相談をお受けしました。

県外にお住まいの方で、お母さまがお亡くなりになり、お母さまが一人でお住まいだった実家についてのご相談でした。 ご兄弟ともに遠方で、誰も住まなくなり、維持管理も大変なので、売却しようかと。

家の中を丁寧に案内していただきました。生まれ育った家で、思い出もたくさんあるようでした。ご兄弟それぞれの子供部屋、畳敷きの居間、昔ながらの台所、庭にはバスケットボールのリングが見えました。この場所で育っていった形跡があちらこちらにあり、傷も歪みもとても懐かしいようすでした。

そんな話をしていると、お金に困ってもいないし、そのまま空き家で置いておこう、せっかく両親が建てた家なので、売ってお金に換えると罰が当たるような気がする、と言い出されました。

幸せな家庭でお育ちになりましたね。なるほど、そう思うのもごもっともです。弟さんともよくご相談されてはいかがでしょう。保有するのも一つの選択肢と思います。

確かに古い家屋ですが、本当に綺麗に住まわれているので、リフォームすれば、まだまだ住めると思います。小学校にも近く、利便性もよいので、子育て中の家族が暮らすのには最適のお住まいですね。そういったお話をさせていただき。その日を終えました。

数日後、そのお客さまからご連絡があり、弟と相談したところやっぱり売却してください、との返答をいただきました。 是非、いい買い手のご家族を探してくださいと。

現在、地方では土地や家屋が有効に利用されていないことも多く、特に空き家はこれからますます増加していくと予測されています。2038年には3軒に1軒が空き家になるともいわれております。 不動産は、それを所有する人が有効に活用しなければだれも利用できません。そして、不動産の本来の価値は、それを利用することによってのみ生まれるのだと思います。その価値が、人の生活の基盤となり、街の営みを支えていく。私たちは、相続不動産に携わることによって、街を次の世代へ受け継いでいく、そのお手伝いをしていきたいと考えています。