相続税の計算と申告
徳島の皆様、ここでは相続税の計算と申告についてご説明いたします。
相続や遺贈などにより取得した財産の総額が基礎控除額を超過する場合、相続人は税務署において相続税の申告・納付を行うことになります。相続税には基礎控除以外にもさまざまな控除が設けられており、いずれも適用できれば大幅な節税につながります。
なお、控除の適用により相続税がゼロになる場合でも相続税申告をしなければ適用されませんので、忘れずに申告するよう心がけましょう。
相続税の計算方法
相続税額を計算するには課税価格・課税遺産総額・相続税の総額・各人の相続税額の順に算出し、さらに各人の税額の加算・控除を行います。相続税が発生するかどうかの判断材料のひとつとなる基礎控除額は、課税遺産総額を算出する際に差し引くことになります。
基礎控除額については【3,000万円+600万円×法定相続人の数】により算出可能です。
相続税の計算方法について詳しくはこちら相続税における控除について
くり返しになりますが相続税にはさまざまな控除が設けられており、適用することで最終的に非課税になる場合もあります。相続税において適用できる控除は以下の通りです。
- 基礎控除
- 配偶者控除
- 未成年者控除
- 贈与税控除
- 相次相続控除
- 障害者控除
- 外国税額控除
なお、相続や遺贈により不動産を取得した場合には、土地の評価額について80%または50%まで減額が受けられる「小規模宅地等の特例」を適用することができます。この特例を適用するには一定の要件を満たす必要があるため、適用を検討される際は専門家に相談することをおすすめいたします。
相続税の控除について詳しくはこちら 小規模宅地等の特例について詳しくはこちら相続税申告の期限
相続税申告が必要となった場合、被相続人が亡くなったことを知った日の翌日から10か月以内に申告・納付しなければなりません。
相続税申告の際には申告書だけでなく、財産の種類や状態によってさまざまな書類を用意する必要があります。書類の収集だけでもかなりの時間と労力を要することになりますので、相続が発生しましたら速やかに手続きを開始することが重要です。なお、必要書類の収集については専門家に依頼することもできます。
相続税申告の計算や手続きは複雑なうえにさまざまな要件が定められているため、専門知識がないとなかなか進まない可能性もあります。
はじめて相続を経験される徳島の皆様におかれましては、徳島にお住まいの皆様の相続税申告を多数お手伝いしてきた徳島相続相談プラザまで、まずはお気軽にご相談ください。初回相談は無料です。スタッフ一同、徳島にお住まいの皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申しております。
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